文化・風俗;今日は何の日?

今日、3/20日は何の日かご存知ですか?

実は「LPレコードの日」なんだそうです。

最初に買ったLP盤って何でしたっけ? うちのシャチョウは山口百恵ちゃんだったらしいです。私はどうにも思い出せなくて・・・シングルなら原田真二の「キャンディ」なんですが・・・

「LPレコードの日」・・・、“LP”と付いているのがミソでして、別に「レコードの日 11/3」というのもあるそうです。

「レコードの日」は、日本レコード協会が制定したもので、「レコードは文化財」ということから、文化の日を記念日としたそうです。

それに対して、「LPレコードの日」は、LPレコードが発売された日、3/20(1951年)を記念日にしたものだそうです。

 

で、ちょっとビックリしたのが“LP”って、“ロングプレイ Long Play”の略なんだそうです。

あまりにストレートで意表を突かれてしまい、(そういえば、“EP盤”ってのもあったぞ・・・あれは何の略なんだ?)と考えて、Yahooでググって(?)みました。

 

再生可能なレコードは、エジソンさんが1877年12月6日(のちの「音の日」)に発明した「フォノグラフ」が最初で、これは円筒型で外周に溝が付いていました。

その後、1887年にエミール・ベルリナーさんがエジソンさんの特許を逃れる形で、水平なターンテーブルに載せて再生する円盤式の「グラモフォン」を発明したそうです。

この円盤式が1900年前後から普及していったようです。

元々普及したレコードってのは、後に“SP盤”と呼ばれる、回転数 78回転(78rpm 1分間に78回回ります)で鳴らす、直径 30cm(12インチ)または25cm(10インチ)のものだったみたいです。

両面(初期は片面)録音されていたのですが、記録時間が30cm盤でも片面4分30秒程度で、当時は材質的にも割れやすかったそうですね。

音楽用にも多く使われるようになったそうですが、録音時間が短いのでクラシックとかは再生中に必死にレコードを交換していたそうですよ。DJ真っ青です(笑)。

 

そして1950年頃から登場してきたのが「LPレコード」!

素材的に塩化ビニールが普及してきたことも重要だったらしいです。

回転数 33 1/3回転で、直径 : 30cm(12インチ)または25cm(10インチ)。

長時間記録できるので、クラシック曲の収録やアルバムとして使用されました。

日本でも、「LPレコード」の名称でコロムビア社から1951年3/20に発売されました。

(ただ実際には1948年には発売されてたみたいなんですけどね・・・)

 

その後、回転数 : 45r.p.m. 直径 : 17cm(7インチ)の録音時間が短いレコードが普及したそうで、日本ではこれを「EP盤」と呼んでいるそうなんですが、元々アメリカではジュークボックス対応の「7インチ シングル」があり、それに加えて、片面2曲、両面で4曲程度が入った「EP盤」が別物として使用されたらしいのです。

なので「EP盤」というのは、元々「Extended Play」(拡大版みたいな感じですね)として名前がついたらしいのですが、日本ではこれらをイッショクタにして「EP盤」と呼ぶようになったらしいです。

(でも、Early Playからきてるという説もあるようですよ・・・)

 

ちなみに、DJさんのお陰でレコードも復権してるらしいですが、これらはミックスがしやすい12インチ盤が主流だそうですよ。

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