東京・大福ダイアリー ~阿佐ヶ谷駅周辺「福吉」さん、「マスヤ」さん、「ありん堂」さん 2021.05.29~

お笑い芸人さんのなかでは、阿佐ヶ谷姉妹とペコパに好印象を持っています。あと最近では、早口言葉芸人の大谷健太さんに注目しています。

・・・ということで、今回は阿佐ヶ谷姉妹の所縁の地としてずっと行きたかった阿佐ヶ谷周辺に、大福探索に行ってきました~。

 

自宅最寄り駅からメトロにて池袋へ。山手線に乗り換え新宿まで行き、そこからはJR中央線で3駅、阿佐ヶ谷駅到着です!50分くらいかかりました。

駅に直結して「ビーンズ阿佐ヶ谷」という商業施設があり、そちらもちょっと見物。

高架下再開発で2017年にオープンしたということできれいで、細長く面白い作り。食料品店がたくさんあり楽しそうです♪油断したら、ここでジックリ過ごしてしまいそうなので早々に切り上げ、南口側の阿佐ヶ谷の顔ともいえる商店街、「阿佐ヶ谷パールセンター」に向かいます。ワクワク

商店街にはすぐに到着して、まー右に左に魅力的なお店が並んでいます。アーケードなので、この日はお天気でしたが雨の日でも濡れずに歩けるのもいいですね。基本郊外だから密に気を付けつつコロナのなかでも楽しめるということで、この日も結構人は多かったです。

それにしてもこちらの商店街、チェーン店もありはしますが、ちゃんと個人(とおぼしき)のお店がたくさん元気いっぱい営業されています。シャッター閉まっているお店が少ないです。さすが、阿佐ヶ谷姉妹もずっと住み続けているところだけありますね~ちょっと淋しくなっている商店街も多い中で、非常に活気にあふれていました。

さてさて、キョロキョロしながら10分くらい歩いたでしょうか。よくニュースなどでのインタビューに社長さんが出演され有名な、スーパー「アキダイ」さんを過ぎると、お目当ての「福吉」さんが見えてきました。こちら、創業から半世紀と阿佐ヶ谷で長く親しまれているお店のようです。しかし、なななんとシャッターが閉まってる・・・ちょうど正午をまわったくらいだから通常なら開店しているはずなんだけど店休日かな・・・?でも、店舗左側の小さな扉は開いていて、奥でどなたかが作業をされています。(見るからに、何かをこねているような様子・・・)ちょっとのぞかせていただくと、奥の方もこちらを気にしているようなので、図々しくも思い切ってお店はお休みなのか聞いてみました~(^^;)すると、「まだ開けていないけど、すぐ用意できるのもあるのでよかったらどうぞ」と仰って下さいました!よかった~そしてラッキーなことに豆大福はあるそうなので、購入させていただきましたよ~ありがとうございます!

(お店のHPには、「営業開始時間が都合によりお昼以降になる場合があります。」と記載されていました。なるほど、次回はお昼過ぎに訪問させていただきます~)

お腹すいていたので、早速近くの公園でいただきました。

豆大福@税込130円・・・豆は塩味がほどよく効いていて、お餅は厚めでしっかり歯応えがあります。あんこはちょっと甘めの粒あんで小豆の形が残っています。ほろっとしているけどサラッとしている感じで、水飴とか使ってなさそうな小豆本来の味が楽しめます。量も多いかな・・・?これは美味しい!食べ応えがあって庶民的なお値段で、めちゃくちゃ気に入りました!

完食して、もう一度お店の前を通ったら、オープンされていたのでパチリ。

次は他の商品も、食べてみたいですね~

 

さて、「福吉」さん目指して歩いていた時に和菓子屋さんっぽいお店を見かけたので、少し来た道を戻りました。「マスヤ」さんに到着です。

なんか色づかいも渋く味わいのある店先のひさしです。レトロモダンとでもいいましょうか。調べたらこちらは阿佐ヶ谷で80年以上、餅菓子屋を営んでおられるそうです。

声をかけると、女将さん?だと思われますが、やさしそうな奥様が対応して下さいました。

もちろん、豆大福(@税込150円)をいただきます。他には、豆餅(@税込130円)やみたらし団子、草団子(@税込100円)などがありました。その時は気付かなかったのですが、2階にはかき氷やおしるこがいただける喫茶もあるそうですよ。

さてお店をあとにし、お腹はまだまだ余裕ですので、二個目の豆大福を同じ公園でいただきます!

(ちょっとボケててすみません。)

豆大福@税込150円・・・周りのお粉が豊富についております。豆は少な目かな?そんなに塩味はしません。お餅は薄めで柔らかかったです。あんこは粒あんがたくさんで、てかりのない茶色目の素朴な優しいお味でした~。

「福吉」さんと「マスヤ」さん、それぞれ歴史と個性のある豆大福をいっきにいただけて、幸せで~す。

このような昔ながらのお店にひょこっと買いにこれる阿佐ヶ谷住民の皆さん、相当うらやましい!

ではこの辺でパールセンターをあとにして、駅の北口の方に向かいます。

目指す場所は、「阿佐ヶ谷神明宮」。北口からは徒歩2分と、すぐに到着しました。

こちらの御祭神は、天照大御神様だそうです。皇室の御祖神であり太陽神、そして国家の最高神なのだそうです。また、「東京都内最大級の伊勢神宮勧請の神社」とうことで、伊勢神宮にも縁が深いようです。なんて素晴らしいご由緒・・・背筋がピンと伸びるような厳かな雰囲気の中、本日ここに来れたことに感謝しつつ、お参りをさせていただきました。

境内には、立派な能楽殿がありました。こちらでは本格的な能・狂言の上演や、地元のお祭りの際の阿佐ヶ谷囃子など、様々な伝統芸能の奉納にも使用されているそうです。

きれいな紫陽花も咲いていましたよ。

賑やかな町の雰囲気とはまったく違う静かで清らかな空気が流れていて、阿佐ヶ谷の別の顔も見せてもらいました。

さてお次は、ある和菓子情報サイトに「豆大福好きなら見逃せない本気の味!」と聞きずてならないコメントで紹介されてあった、「菓人 結人(かじん ゆうと)」さんに向かうため、神社を出て「中杉通り」を駅とは反対側に歩いていきます。更に「松山通り」に入ってほどなく、トータル7,8分でお店に到着です。

し・・・しかし、悲劇が~( ;∀;)店頭に張り紙があり、本日は夕方4時からの開店とのこと・・・。お子さんの運動会だそうです~アララ~

4時までまだ数時間ありますし、仕方ない・・・と退散致しました。残念だけど楽しみが増えたということで、また機会を見つけてチャレンジしたいと思います!

今回は購入できませんでしたが、お店情報は最後にのせておきます。

では次のお店にレッツゴー。松山通りを駅の方に向かってあるいていきます。駅北口に着いたら、スターロードという商店街に沿って荻窪方面にしばらく行くと、ちょっと住宅街にくねくね入って分かりにくいですが、5分くらいで「御菓子司 ありん堂」さんに到着しました。

レトロな雰囲気のある、いい感じの店構えです。「ありん堂」というお名前も響きがいいですね(^^♪こちらは、スターロード商店街のHPによると、創業45年だそうです。

店頭のショーケースを見ると、お団子やようかんなど和菓子の他にお赤飯などご飯ものもありました。残念ながら豆大福はなかったのですが、すでに2個完食していたので、こちらでは「のり団子@税込70円」、「水ようかん@税込90円」、「いなり寿司@税込60円」を購入致しました~、なんともリーズナブルです。上記のHPでは、店主のご主人が毎朝4時起きでこれらの商品を作られているとのこと・・・ありがたや~

では感想を・・・

水ようかん・・・固すぎず柔らかすぎず、甘さもちょうどよく、美味しかったです。

のり団子も素朴なお味でよかったのですが、不覚にもどちらも写真を撮り損ないました・・・

反省・・・

さて、今回の阿佐ヶ谷には、魅力的な和菓子屋さんがたくさんあり満喫しました。阿佐ヶ谷姉妹も利用しているかな・・・?

どのお店も、コロナに負けずずっと続けて欲しいです。

次は、水天宮駅「三原堂本店」さん、人形町駅「東海」さん、「柳屋」さんです。

 

《お店情報》

「福吉」

東京都杉並区阿佐谷南1丁目13-17 03-3312-8895

JR阿佐ヶ谷駅から徒歩8分

11:30~18:30/不定休

 

「マスヤ」

東京都杉並区阿佐谷南1丁目32-8 03-3311-2823

JR阿佐ヶ谷駅から徒歩7分

10:30~18:00/水曜定休

 

「菓人 結人」

東京都杉並区阿佐谷北3丁目27-11 03-5327-8171

JR阿佐ヶ谷駅から徒歩10分

10:00~20:00/21年3月~不定休

(店休日は、お店HPかお電話にて確認していただくのをおすすめします。)

 

「御菓子司 ありん堂」

東京都杉並区阿佐谷北2丁目5-6 03-3339-8077

JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分

9:00~21:00/木曜定休

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