東京・大福ダイアリー ~飯田橋駅 神楽坂「五十鈴」さん 2021.07.10~

次の月曜日から東京に4度目の緊急事態宣言が発令されることとなり、再訪熱望していた定食屋さんへ突撃しました。

飯田橋駅C1出口より徒歩2分の、「三州屋 飯田橋店」さんです。

(写真撮り忘れました・・・)

土曜日の12時ちょっと前に到着したのですが、すでに常連さんぽいお客さんが何組かいらっしゃいました。平日のビジネスマンだけじゃなく、週末も近所の方が利用されているのでしょうか。さすが、☆ポイント高めの人気店です。

頼んだのは、「銀鮭照り焼き定食」です。(写真なし~)

こちらの口コミを見ると、断然「銀むつ照り焼き定食」をおすすめされているのですが、私たちは初めて訪問した際にいただいた鮭がとても美味しかった印象があったので、今回も鮭にしました。

赤だしお味噌汁、お漬物、ご飯がついて、税込950円です。照り焼きは、ちょっと味付けが濃い目なのですが身はフンワリ、皮はパリッとしいて、ご飯がすすむくん!お味噌汁もお漬物もいいお味で、あ~やっぱり美味しい!満足しました~。

まだあまり、東京の定食屋さんは開拓出来ていないのですが、三州屋さんのようなおいしいお店も発見していきたいです。

 

さて、せっかく飯田橋に来たので、神楽坂の方に歩いていきます・・・と言っても、この日は真夏のような暑さ。まだ梅雨明けてないはずなのに・・・アスク着用で炎天下の中ですので、熱中症に注意して探索開始です。

メインの通りである神楽坂通りは何回か歩いたことがあるので、今回はいわゆる「路地裏」に入っていき、「神楽坂の石畳」と呼ばれているところを歩いて、「赤城神社」と、忘れちゃならない、和菓子屋さんを1軒訪ねようという計画。

代表的な、「かくれんぼ横丁」と「兵庫横丁」を目指して神楽坂通りをしばらく歩き、最初の大きな曲がり角を右に入っていきます。グーグルマップの案内にそって進むと、おそらくこの辺が「かくれんぼ横丁」というエリアにたどり着きました・・・確かに、味のある石畳みが現れたのですが、どこからどこまでかはっきりわからず、なんとなくあっさり終わってしまいました~あまりにもあっさり過ぎて写真も撮れず・・・

その先にある「兵庫横丁」も同じような感じでした~どちらもまさに「路地裏」ていうか「迷路」みたいで道幅狭いし、真昼間にお散歩をたのしむ感じではなかったかな・・・雰囲気の良さげな隠れ家風のお店はたくさんありそうだったので、夕暮れ時に親しい人とデナーなんてのにはピッタリだと思います!

今日は下見ってことで、機会を作ってお食事に来たいですね。

 

さて、「兵庫横丁」らしきエリアを抜け、赤城神社へ向かいます。大体10分弱で、大きな鳥居が見えてきました。

こちらの神社は、700年の歴史があり、江戸時代には徳川幕府より「牛込の総鎮守」と崇め

られたそうです。(神楽坂のあたりは、以前は「旧東京市牛込区」という地名だったらしいです)

しかし数々の火災や戦災で多くを消失し、長らく復興されずにいたそうなのですが、「赤城神社再生プロジェクト」により平成22年に社殿など全ての再興が完了したとのことです。

そのプロジェクトに携わったのが、神楽坂在住の超有名な建築家、隈研吾さん!

ひゃ~オシャレな神社ってどんなやろ~と期待しながら境内へ・・・

こちらが本殿。

写真が小さく分かりにくいのですが、拝殿はガラス張りになっていてます。一見スッキリとモダンな雰囲気ですが、木もふんだんに使われているからあたたかみもあり、「近未来の神社」って感じです。(ボキャブラリーが貧相ですいません)

ご祭神は、磐筒雄命(いわつつおのみこと)、赤城姫命(あかぎひめのみこと)。

ご利益は、「良縁成就、夫婦円満、安産、殖産興業、厄難消除、学業成就」・・・だそうですよ~。

 

そしてこちらは、本殿そばにあります「蛍雪天神(けいせつてんじん)」

素敵な名称ですが、学問の神様として有名な、菅原道真が祀られているそうです。もちろんご利益は、学業成就です。

調べていたらこちらの名前の由来は、旺文社の受験雑誌「蛍雪時代」からとったそうです。

なんでも、旺文社からの寄付により2005年に再興されたという経緯があるとのこと。

「蛍雪時代」・・・ん~なんか懐かしいひびき・・・わかる人は、同年代ですね!

またこちらは芸術の神でもあるため芸能関係の方が訪れるのか、映画・番組などのヒット祈願の絵馬がたくさんかけてあり、ミーハーちっくにじっくり見てしまいました。

都内の神社やお寺は歴史があり見応えあるものが多いですが、赤城神社はちょっとテイストの違うシャレオツさでした~。

 

さてさてさて、暑さからかなり体力消耗してきましたが、美味しいデザート買って帰りたいと、帰路に就く前に神楽坂通りにある、昭和21年創業の「五十鈴」さんに寄りました。

場所は神楽坂のシンボルとして親しまれている、赤い門が目印のお寺「毘沙門天 善國寺」のすぐそばです。

五十鈴さんには、昨年春くらいに一度来たことがあります。

明るく丁寧に接客していただいたことと、包装紙がとっても可愛かったのがすごく印象に残っていました。あっ、もちろんお味も一級品でございました。

その時に購入したのは~

〇薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)(@税込162円)

 

〇甘露甘納豆 (1箱・税込1,080円)

 

前回豆大福は購入していませんでしたが、今回は無事にゲット出来ました。

〇豆大福(@税込216円)・・・豆は小さめで、塩味はそれほどしません。お餅はもっちりとしています。あんこはこし餡でした。変にてかっていないしっとり餡。ちょうどいい甘さです。素材のどれも特に主張してこないのですがいい具合にバランスがとれていて、美味しかったです。

 

〇麩饅頭(@税込270円)・・・こちらのあんはつぶ餡で、小豆の風味と粒感がいいです。生地はもちもち。笹の葉の香りがさわやかで良い~さっぱりいただけます。

 

〇水まんじゅう・紅梅(@税込270円)・・・生地の葛はツルっとしてほのかな甘さ。中には少し甘く煮ている梅が入っています。(あんこは入っていません)

酸味もあるし、涼感たっぷりで美味しいです。ただ、種ありの梅なので、ちょっと食べにくさはあるかもです。

 

〇杏のひとしずく(@税込270円)・・・ツルンとした寒天は口当たりが抜群です。

杏のすっぱみはパンチが効いています。そこに粒あんがすかさずフォロー。とっても合っています。

 

どのお菓子も充分に計算し尽されていてすごい完成度だと感じました。どれひとつ手を抜かないというお店の姿勢なのでしょうね。季節感もとても大切にしておられようなので、今度は秋に、芋・栗系などを求めておじゃましようと思います!

 

マップ見ながらの路地裏散策は忙しいし緊張するしでレポートも疎かになりがちですが、そのうち余裕で見てまわれるようになりたいですね~(笑)

ふと素敵な和菓子屋さん見つけると、テンションも上がりますし。

このご時世、せめて近場を歩いて、名店をチェックしましょう~!

 

《お店情報》

「神楽坂 五十鈴」

東京都新宿区神楽坂5-34/03-3269-0081

(メトロ飯田橋駅より徒歩5分)

9:00~19:30/日・祝日定休

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