今回は、中目黒駅周辺の和菓子屋さん、「雅庵」さんと「喜風堂」さんに行ってきました。
まずは、目黒東山・菓匠雅庵さんです。
メトロ中目黒駅からスタートし、山手通りを東山1丁目方面へ歩きます。青山一丁目の交差点を左折し、しばらくまっすぐ進みます。
トータル10分ほど歩くと住宅街の一角に、こじんまりとした清潔感あふれるお店があります。
こちらでは、「豆大福」（＠税込194円）と、「醤油大福」（＠税込151円）を購入しました。美味しいと噂のわらび餅もとても気になったのですが、ぶれずに大福を選びました。
（後日、あるテレビ番組を見ていたら、雅庵さんのご主人がコンビニスイーツの審査員として出演していらっしゃいました。びっくりしてお店でいただいたカードを見てみたら、「優秀和菓子職・認定菓人」と記載されていました。有名な方なんですね。お会いしたかった！）
では、実食レポート～。
まず豆大福です。
お餅は「国産もち米100%使用」とのことで弾力があります。豆はちょっと塩味がきいており、柔らかめのが（私はそう感じました）ゴロゴロ入っていました。あんこはつぶ餡で、甘さ控えめでした。全体的に、どれか一つの素材が主張するわけではなく、調和のとれた優しいお味でした。
そして、次はちょっと珍しい醤油大福。
「辛口醤油を練りこんだ、つきたて餅でこし餡を包み、表面を軽くやいたもの」と説明にあり、期待大です。
口にすると、香ばしい風味がひろがります。そして、醤油のしょっぱさと餡の甘さがマッチして美味しい！小さめではあるので、あっという間になくなってしまった～。
どちらも、素材の味を生かしつつも洗練された上品なお味でした。手土産にも喜ばれそうです。ご近所にあるといいだろうな～
さて、今回は次のお店に行く前に、代官山までちょっと寄り道です。
中目黒と代官山は割と近いので少し歩いて、「代官山ヒルサイドフォーラム」に行き、同所で開催されていた、長崎県壱岐市出身の世界的イラストレーター・長岡秀星さんの回顧展を見に行ってきました。
カーペンターズやアース・ウィンド＆ファイヤーなど、多くの海外有名ミュージシャンのアルバムジャケットを手がけた方です。
年代的にアース大好きで、アルバムジャケットが印象的だったのはなんとなく覚えていましたが、日本人、しかも長崎出身アーティストの作品だったとは、恥ずかしながら知りませんでした(^^;)
その他、数々の科学専門誌の表紙など素晴らしい功績を残された方が九州人ということでとても誇らしいし、素敵な作品を見ることが出来て充実した時間を過ごしました。
芸術に触れたら次は、またまた美味しい和菓子の探訪といきますか～(^^♪
本日２軒目は、大正10年創業という老舗、「喜風堂」さんです。
中目黒駅方向へ戻っていったら、駅から歩いて2分くらいのところにありました。こちらのお店、今年に入って、お昼の情報番組「ヒルナンデス」の中目黒散歩コーナーで紹介されていました。人気商品として「レモンどら焼き」と「筍最中」がピックアップされていました。レモンどら焼き、レポーターの方が絶賛してましたね～
私はこの日、「大福」（＠税抜160円）「きんつば」（＠税抜160円）、そして目黒名物「筍最中」（＠税抜175円）を購入しました！
今でこそオシャレタウンですが、元々中目黒は竹林に囲まれており、今でも春にはたけのこ祭りが開催されるほど筍が親しまれているそうです。笑顔がとても素敵な女将さんが教えて下さいました。
オシャレタウン中目黒と筍・・・意外なようですが、老舗で貴重な街の歴史に触れることが出来ました。
さて、お味の方です。
実は、大福は、お腹すいていたのもあり、購入後駅近くのベンチを見つけて電車の待ち時間にパクついたため、味の詳細メモを取り損ねてしまいました。ただ美味かったとだけ言わせてください・・・恐らく、空腹にしみまくったと想像します(;’∀’)
きんつばは、餡を包んでいる外側の生地がちょっと厚めで少し甘みを感じ、それが妙に印象に残りました。中のつぶ餡は甘さ控えめなので、すっきりと食べれました。
筍最中は、生地の色が緑の方は白あんでした。ちょっと甘め。普通生地の方は確か粒餡だったかな・・・生地に笹の葉があしらってある風情ある最中をいただきました。
今回の筍最中とは別に、筍の形のコロンとかわいい最中も販売されているようですよ。お子さんなどには喜ばれるのではないでしょうか～。
今回も充実の散策でした。
《お店情報》
「菓匠 雅庵」
目黒区東山1-13-4
平日10:00～18:00/日曜10:00～17:00
「喜風堂」
目黒区上目黒2-6-１
10:00～20:30
火曜定休
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