商品紹介;「Snug as a Bug (スナッグアズアバグ) ベビーラップ(足付おくるみ)」

以前、『商品紹介;「Snug as a Bug (スナッグアズアバグ)」 ’17春 人気アイテムトップ3』でご紹介した、ベビーラップを今日は使い方を含めて詳しくご紹介しますね。

 

「Snug as a Bug (スナッグアズアバグ)」は、オーストラリアの普通のママだった、コリーナさんが手作りで始めたブランドです。

いまや、「UVカットのベビーウェア」ブランドとして、商品構成も日本国内での認知度もすごく広がりました。

しかし、「Snug as a Bug (スナッグアズアバグ)」の最初のヒットは、「Baby Wrap ベビーラップ(足付おくるみ)」で、しかも、秋冬用のフリースタイプなのです。

オーストラリアで一気に火がついて世界中に広がり「足付おくるみ」ブームとなりました。

コリーナさんは、この爆発的ヒットでオーストラリアで数々の賞を受賞しています。

 

また、オーストラリアは紫外線が強く、日本にないような優秀なUVカット生地があるので、その生地で夏用のUVカットタイプをリリース。

さらに「UVカット ベビーウェア」のブランドとして成長しました。
(「’10日本グッドデザイン賞 受賞」)

実は、「UVカット ベビーウェア」としての成長の陰には、ヒットとともに膨大に発生してきたコピー商品や「二匹目のどじょう商品」(微妙に商標権などを逃れた商品ですね・・笑)との闘いという側面もありました。
どのメーカーも「二匹目のどじょう商品」を量販する時はものすごく広告費をかけるので、秋冬用については、どうしても国内の販売規模が小さい「Snug as a Bug」は認知度で押されてしまった感があります。
そこで、「UVカット ベビーウェア」という部分に活路を作っていった面もあるのですが、実を言うと、「Snug as a Bug」の足付おくるみは、秋冬用もすごく優秀なんですよね。
どこが優れているのか・・・
今まで、完コピが怖くて、ごく一部の信頼できるバイヤーさんなどにしかお話していなかったことを含めてご紹介します。
よかったら、最後まで読んでみて下さいね。
商品ページはここ

 

「最近の子育てグッズの進化が凄すぎ!-2- 抱っこひも編」でも触れていますが、、ママがベビーカーや抱っこひもを使うようになって、案外困るようになったのは“ピョコっと出る足”。
ブランケットを掛けても、赤ちゃんは足をバタバタさせて落としてしまいますし、ママから死角になって、冬は寒いし、夏はすごく日焼けしたり、虫に刺されたりするんですよね。
“幼少期の日焼けが、後の発ガンリスク”を高めたり、「蚊」の伝染病リスクも問題になっていますので、夏も冬もこの足はカバーしてあげたいところです。

 

ベビーラップ(足付おくるみ)は、昔ながらのおくるみ(アフガン)にフードと両足を別々に入れるポケット部分が付いた形をしています。

着せたままで、ベビーカーにも抱っこひもにも乗せかえられて、足もむき出しになりません。

夏用は、さらさらフワフワのUVカット生地で、汗をかく時期の抱っこも快適です。

 

使い方・着せ方

着せ方は簡単で、足を入れてあげて、前のマジックテープを留めるだけです。

あとはお好みでフードをかぶせてあげるとバッチリです。

おくるみの着せ方が頭にあるので、おくるみを広げて置いて、その上に赤ちゃんを乗せて足を入れる方が多いのですが、実際は上の図のようにひざの上で着せる方が簡単です。決まりがあるわけではないので、いろんな感じで使ってみて下さい。

 

サイズ

それとサイズについてです。

サイズは、UVカットタイプとフリースは、MとLがあります。
目安として、Mは70cm(6,7ヶ月)まで、Lが80cm(1才2,3ヶ月くらい)まで使えます。
防水タイプは、M,L,XLがありますが、M,Lは少し小さいので注意が必要です。
目安として、Mは68cm(6ヶ月)まで、Lが76cm(10ヶ月から1才くらい)まで、XLが92cm(1才半から2才)まで使えます。
ただ、最初が少し大きくても“大は小を兼ねる”ので、自宅用や身内などに選ぶ時はなるべく大きめを選ぶのがオススメです。
プレゼントだとジャストに近いか、1シーズン使える感じで選ぶ方が多いです。
生まれた月を目安にすると、
11月~2月生まれ;秋冬用はM、UVカットタイプならLサイズ
3~6月生まれ;秋冬用はL、UVカットタイプならMサイズ
7~10月生まれ;迷いどころです・・
秋冬用はどちらかと言うとLサイズ
UVカットタイプは、その年だけ可愛く使うならM、来年まで使うならLサイズ
がオススメです。
ナイショの話
ここで、今までナイショにしていた、オリジナルならではの強みをお話しますね。
実はコピー商品との違いはその素材と形状にあります。
まず素材ですが、夏用は、“UVカット性能と風通し、肌触りの良さを兼備えた、さらさらフワフワのサマーニット”で、非常に評価が高いです。薬品処理をしたUVカット生地ではないので、安心・安全という点もいいですよね。
秋冬用は、ポリエステルのフリースやフリースに防水のナイロン生地を重ねた生地です。柔らかい綿100%のタイプもありますが、軽くて乾燥が速く、衛生的に使い続けられるため、「Snug as a Bug」では、フリースのほうが人気が高いです。
開発段階で、綿フリースも素材として検討したらしいのですが、重くなることと、洗濯後の乾燥に時間がかかったり、ダニの問題などもあるので、衛生面からポリエステルフリースに決めたそうです。
日本や中国では綿の方が安心素材のイメージもあるのですが、ポリエステルはPETボトルと同じ素材で安全性には定評がある素材で、汚染物などがほぼ検出できません。PETボトル(ポリエステル)というのは、水をいれても、人の鋭敏な舌をもってしても、風味すら感じられないほど安全な素材なのです。エンジニア目線で見ても、科学的な合理性を重要視するオーストラリア人らしい判断だと思いました。

 

もう一つ、コピー商品との大きな違いは「カットライン」です。
実は、「Snug as a Bug」のベビーラップは足の周りの無駄な生地がスッキリとカットしてあります。対して、コピー品の多くは直線的なカットラインで、その分、生地が多く残っています。
新生児の、寝てばかりの時は気にならないのですが、ベビーカーで赤ちゃんが体を起こした時や抱っこひもに装着した時など、この余分な生地がすごく邪魔なのです。
秋冬用の少し厚ぼったい生地でも、赤ちゃんにとってもストレスが少ないので、座っている時の顔がすごく明るいし、なんとなくスッキリした形になるんですよね。

コリーナさんは相当試作を繰り返したらしいので、この辺りの「カットライン」は絶妙です。

まさに「オリジナルの強み」ですね。

 

私はエンジニア時代もずっと商品開発に携わっていたのですが、ヒットのきっかけを作った商品より後発品の方が有名になるケースは多々あります。

足付おくるみも秋冬用に関してはちょっとそんな感じがあって、「Snug as a Bug」のベビーラップは「知る人ぞ、知る」感があります。

経験的にですが、一般に後発品の方が有名になったケースは、お客様の声で改良されて品質が上がったからと説明されているケースが多いのですが、実際は広告費などのプロモーションで、そういうイメージになったケースの方が多いように思います。

ブームが起きるときは、プロモーションなどの手法がきっかけになるケースと、商品そのものが少しずつ人気が上がるケースがあります。人というのは信頼できないものを買うことはないので、まったく誰も知らない、雑誌やネット上でも紹介されていない、これからヒットするであろう商品を買う人はほとんどいません。そういう状況で、商品そのものがポツポツ買われ始めて本当にブームを呼ぶ商品は、何度も試作や試行錯誤を繰り返した、本当に優れた商品です。

とんでもなく優れていないと、無名の商品は、最初の“火”が点かないのです。

ただ、一度火が点くと、コピー品などの後発組がプロモーションをかけてくるので、残念ながら、オリジナルが埋没するケースがしばしば発生します。

(理由はいろいろ言われますが、現象としては、経済用語で「グレシャムの法則」と言うのだそうです。「悪貨が良貨を駆逐する」と言われたりもします。逆に、後発品の追随を許さなかった代表が「ウォシュレット」とよく言われ、商品開発部隊は「ウォシュレットを目指そう」とするのですが・・)

そして、しばしば、後発品が“お客様の声で改良しました”というものは、ヒット商品が試行錯誤の過程でボツにしたものになっているケースがあります。

日本市場は、「売れてるっぽい商品に一気に流れやすい」とよく言われ、後発品の方が主流になってしまうと言う「ヒット商品あるある」をよく産み出します。

ベビーラップに限らず、本当にいい商品が売れて欲しいな・・・とよく思うのですが・・・

 

話を戻しますね(笑)。

足付おくるみは、便利だなと思っても、「まあ、ブランケットで済ますか」って感じで、自分で買うのをちょっと我慢したりしがちなアイテムですのでギフトにするとすごく喜ばれます。

よかったら、候補の一つに!

ちなみに、これも子育て真っ最中の「ビビアン・スー」さんがプライベートで使ってくれていました。

http://lineblog.me/vivianhsu/archives/43399893.html

 

以前、『商品紹介;「Snug as a Bug (スナッグアズアバグ)」 ’17春 人気アイテムトップ3』でも書きましたが、「マルチブランケット」「ベビーラップ」「サマーマント」で迷われる方が非常に多いです。

機能最重視でママにあげる感じでよければ、「マルチブランケット」

赤ちゃんにあげる感じで、かわいさ重視なら「ベビーラップ」

赤ちゃんにあげる感じで、永く使える点重視なら「サマーマント」

みたいな感じですね~

どれもホントに機能的だと思いますよ~。

 

「Snug as a Bug (スナッグアズアバグ」」の夏用生地

「Cool Waffle Knit (クールワッフルニット)」、UVカット性能と風通し、肌触りの良さを兼備えた、さらさらフワフワのサマーニットです。

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