「 UVカット素材って・・?」 ~UVカット素材ってどんなものなのでしょう 1~
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UVカット素材って・・、少し難しい内容にもなりますが、一度読んでみて下さい。
まずは、衣類の生地をよく見てみましょう。
衣類の生地は、1本1本が細い繊維から出来ています。
まず、衣類をよく見てみましょう。もちろん、いろんな形に切った布を縫い合わせて作ってありますね。
では、布をよく見てみましょう。どれも糸を織って作ってありますよね。布の種類によって、太い糸だったり、細い糸だったり・・ふわっと織ってあったり、しっかり織ってあったり・・この織り方で布の性質もだいぶ変わります。
今度は、その糸を見てみましょう。よく見ると、1本1本の糸は、細い繊維をよりあわせて糸にしてあるんですね。この繊維の材料が何かによって、紫外線をカットしたり・・汗を吸ったり・・、やはり、布の性質はだいぶ変わります。
布の性質を、繊維の材料で見ると、例えば、・・
・綿だと、汗をよく吸いますが、紫外線はよく通してしまいます。
・ポリエステルだと、汗は吸いませんが、紫外線をよく吸収します。
(他にも、ポリウレタンだとよく伸びる、なんてのもあるんですが、ここでは割愛しますね。)
また、せっかくなので、ここで、UVカット(吸収)する繊維をあげますと、例えば、ポリエステル、ウール、などです。
逆に、あまりUVカットしないのは、綿、麻、ナイロン、などです。
では、このような材料でどうやって使いやすいUVカット生地にしているのかを次に見てみましょう。
では、どんな繊維がいいのでしょう・・
でも、上に書いたように、綿だけだと、汗をよく吸いますが、紫外線はよく通してしまいますので、紫外線をカットしようとすると生地が厚くなってしまいます。
また、ポリエステルだけだと、紫外線はカットしますが、汗は繊維としてはあまり吸いませんので、肌触りが今一つです。
そのため、まず主流になったUVカット素材は、化学処理液でUVカット加工した綿でした。 <下へ続く・・>
現在、UVカット性能、通気性、肌触りなど、非常にバランスの良い素材として、
綿とポリエステルをあわせた素材が、評価が高くなっています。
(続き)
綿に施すUVカット加工は、生地や製品の状態で薬品に浸漬・定着し洗浄するだけなので、安価で、かつ、色もあまり変化しないためファッション面でもあまり制限がありません。
そのため、現在でもUVカット素材としては主流です。
しかし、UVカット処理した綿は、その繊維の表面に光化学的に紫外線を吸収する化学物質がコーティングされたような素材(上図 右)のため、
UVカット率が安定しにくかったり、
洗濯の度にカット率が低下してしまう
という欠点があります。
また、化学物質が赤ちゃんのお肌に与える影響を気にされるママもおられます。
一方、紫外線が非常に強いオーストラリアでは、別の素材、綿とポリエステルの混紡品が非常に人気です。綿とポリエステルの混紡品は、UVカット性能、通気性、肌触りなどのバランスが非常によいため、紫外線が強いだけでなく、意外に蒸し暑い地域も多いオーストラリアでも非常に人気が高いのです。
では、この素材の詳しい話は・・・<続く>
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